ボクの住んでいる部屋の壁には、版画がところどころ飾られていまつ
これはこたハウスのすぐ横の壁に飾られた一枚
猫野ぺすかさんという版画家さんの作品
jamがこつこつと集めて、10枚以上あるとか
これは、廊下の壁に飾られているうちの一枚
そして、この作品は最初に求めたぺすかさんの作品「失われた時を求めて」
jamがまだ東京に住んでいた頃、麻布のギャラリーカフェバーで出会ったそうでつ
プルーストの大長編小説と同じタイトルが銘されたこの作品
jamが不思議なペンギンの絵を求めた理由は、
作家さんの名前に猫が入っていたこと
その時の所持金で買える値段の作品がこの小品だけだったこと
でも一番の理由は、
案内された席に座って紅茶を飲んでいたはずなのに
気付くと少し暗い照明に照らされたこの作品の前に立ってじっと見入っていたこと
作品を手に入れたjamは早速真っ白だった部屋の壁に飾り
眠る前に羽根ペンを持ったペンギンの絵を眺めていたそうでつ
少し繊維の荒い紙にペンが字を刻む音が聞こえてくるような
紙に沁みこんだインクが字になり、単語になり、文章、物語、哲学、そして宇宙へ静かに変化していくような
そんな事を夢想していると、
ざわざわと落ち着かない気持ちがやがて穏やかになり
眠りにつく事ができたそうでつ
随分この絵に癒されたんだね、jam
今はボクがその仕事を受け持っているんだけどね
jamもそしてガワラも、ボクにもっと感謝してくれていいのでつよ
あ、感謝の気持ちはあの甘い丸い美味しい形で受け付けていまつ
こんなのでつ。ちょい!
(jam)要するに。長々とタマゴボーロのおねだりをしてたんだな・・・
☆いつも見てくださってありがとうございまつ(・ω・)シ